メロディックなテクノキング "ソロモン"
テクノというジャンルは3文字であらゆる音楽を内包する。デトロイトテクノ，ベルリンテクノなど，歴史が紡いできた音は今でも愛されている。
今日ご紹介するのはテクノの中でも，メロディーラインにミニマルさを追求した優美なもの，メロディックテクノのキング，その名も
Solomun(ソロモン)
Mladen Solomun（1975年12月27日生まれ）は、Solomunとして有名。
ボスニア・ドイツ人のDJだ。
彼は、ベストプロデューサー、ベストディープハウスDJ、ベストメロディックハウスで4回DJアワードを受賞するなど，大衆をも魅了する音楽を生み出す。
生い立ち
ユーゴスラビアのヘルツェゴビナで生まれた後，家族と一緒にハンブルクに移り，そこで育つ。男の補助として父親の建設業を手伝っていたが，次第に映画製作を追及するようになった。ソロモンは数人の友人と一緒に短編映画を作成する小さな制作会社を設立した。それから約5年間映画を作って生計をたてた。ナイトクラブによく行く彼のいとこは、町に来るたびにテープを持ってきた。それ以降、彼はレコードの購入をはじめ，16歳の時にHouse of YouthでティーンのためにDJプレイを行った。音楽を中断した後、23歳で音楽の制作を開始。そしてDiynamicレコードを創業し，今に至る。
彼を代表する楽曲をいくつか列記しよう
Solomun｜Tomorrowland Belgium 2019
今回では紹介しきれないSolomunの音楽。是非ご自身でdigをしてほしい。
ブラジルからやってきたキュートでパワフルなDJ, Cashu（カシュー） @Boiler Room x Dekmantel
ブラジルは日本から地球の真裏にある場所。以前紹介したアルゼンチンのDJ, Sol Ortegaと近い場所にいながら, 彼女もまたプログレッシブな世界を醸し出してくれる。
Sol Ortegaはこちらを参照
今回ご紹介したいDJ, その名も
Cashu（カシュー）
本名をCarolina Schutzer（カロリナ・シュッツァー）, サンパウロを代表するDJだ。
カシューは女性を代表して世界と戦う表明を行い, 地元を中心にスクワッドを形成するなど音楽の無境界性を駆使した活動を行っている。
DJはただ音楽をかけるだけで済まされない
この言葉はかつてクラブでDJをしていた恩人が放った言葉だが, 彼女もその体現者である気がしている。
早速カシューのDJ Setを見てみよう。
Cashu｜Boiler Room x Dekmantel Festival 2018
トラックリスト
[00] ?
[13] Skee Mask – Dial 274 [Ilian Tape – ITLP 04]
[16] ?
[21] Voiski – Megatrance 2 [Super 95 – 002]
[24] ?
[28] Amanda Mussi – Boomerang [LPZ – 006]
[32] ?
[39] Reeko – Habitacion 877 [Avian – AVN 032]
[42] Aleksi Perälä – GBLFT1740070 [TRIP – TRP 019]
[44] LPZ – Resurgence [LPZ – 006]
[47] ?
[52] Susumu Yokota – Ao-Oni
[57] Milton Bradley – Far Beyond The Quiet [Do Not Resist The Beat – BEAT 08]
[59] ?
Skee Maskの曲はいかにもマフィアを表している。
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今回ご紹介したCashuのDJ Set, 通勤通学, 家にいる時, どんな時であろうとCashuの音楽はマトリックスへと誘う。是非大きい音の出せるイヤホン、ヘッドホン、スピーカーでご鑑賞いただきたい。
それでは
デンマークからトランスクイーン現る、その名はコーテスィー(Courtesy) ＠ Boiler Room x Dekmantel Festival 2018
デンマークはドイツよりも北にある国だ。そこにはトランスで朝まで踊り明かすクラブが何軒も立ち並ぶ。彼女もそのカルチャーを綿々と受け継ぐトランスDJなのかもしれない。
本日ご紹介するDJは
Courtesy (コーテスィー）
彼女が持つDJスキルは、聞く者をすぐにトランス世界へといざなう。トランスとはまさに、トランス状態のことを意味する。音の瞑想と言っても過言ではない。最初から最後まで一瞬たりとも目を開けることは出来ないだろう。
さて、気になるCourtesyのDJ Setはこちら
Courtesy | Boiler Room x Dekmantel Festival 2018
Courtesy | Boiler Room x Dekmantel Festival 2018
Tracklist
4:30 Schacke - Automated Lover
13:20 Kasper Marott - Keflavik
22:20 Surgeon - East Light pt.1
24:00 unreleased Shacke (Schacke - Designer of Worlds on Kulør 001)
29:00 Sugar - Krakengymnastik
35:00 Kay Cee - Love Stimulation (Trance Club mix)
40:00 Lund & Rønde - Kinetic Lift Off
46:17 Funeral Future - Heute Nicht
54:00 unreleased DJ Ibon - No Sleep (on Kulør 001)
服はオレンジでCourtesyの色を表している。モニタースピーカーがDJ近くにあるが、オーディエンスがすぐそこまで来ているのは特徴的だ。
このオーディエンス、一つの宗教だ。
Kay Cee - Love Stimulation
この曲をトランスremixしたものを彼女は使用していて、飛び跳ねが発生。これが真のパーティですね。トランスが30分の待機を経てやってきた感覚です。
DJのつなぎが終わればすぐ踊るCourtesy、これがDJですよね！
オーディエンスと一緒に踊るCourtesy、DJとオーディエンスの棲み分けなんてないんです。みんなが一緒に分かち合う、これが本来のあるべき人間の姿です。
EDMのフェスと大きく違うのは、人間であることの存在証明がなされるか否かでしょう。量産的な場所にただ入って音を聞くのか、みんなが一つになって場所を作り上げるのか。これはおおきなちがいですよね！
以下Courtesyについてのライブ情報などです。
ダンスミュージック界のクリスティン・スチュワート、Or:la（オーラ）@Boiler Room x AVA Festival DJ Set
彼女は
もはやイギリスを代表するDJとなっただろう
ダンスミュージック界のクリスティン・スチュワートと巷で人気を誇る
その名も
Or:la
Resident Advisorの紹介によると
Or：laの深い、ダブの世界へようこそ。 パワフルなベースラインと催眠的なドラムパターンを使用して、彼女は優れたセレクションで没頭し、自分のセットが何であるかを感じることができます。
22歳のとき、Or：laはすでにThe Warehouse ProjectやSankeysを含む英国で最も確立された会場の一部を飾っており、同様にアンダーグラウンドシーンでも着実に進歩しています。
彼女は既にブリティッシュヤングアンダーグラウンドスターとして、世界各地のギグをこなしています。これからの活躍がますます楽しみになってきます。
それでは彼女の情熱的なDJ Setを一緒に見てみましょう！
Or:la Boiler Room x AVA Festival DJ Set
Or:la Boiler Room x AVA Festival DJ Set
冒頭からドラムンベースを重ね、4kicksとは一味違うリズムを奏でます。
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（Boiler Roomで使用されているCDJ。いまやクラブではノーマル装備）
Tracklist:（青い部分はYouTube上の時間を表しています）
1. Shut up and dance - £20 to get in 0:00
2. Dj Slugo - Freaky Ride 7:00
3. Natch! and Dothen - Dub Ink (Original Mix) 10:40
4. Shirley Lites - heat you up (Medler Mix) 13:40
5. Renee Running - Dude Energy 17:55
6. HNNY Trummor & DJ Nori - Happy Sunday (Maurice Fulton Remix) 22:55
7. Tronco Traxx - Walk 4 Me (1996) 27:50
8. Psyche - Crackdown 30:20
9. Peverelist - Slice of Life 36:00
10. Fiedel - Probe 806 39:00
11. Josh Wink - Are you there 42:00
12. RammiejAudi Sterac - sinosphere 46:35
冒頭のドラムから始まり、途中はパーカッションのみのパートを設けるなど、面白さに富むセットでした。是非大音量でお聞きください！
（おまけ：サングラスをつけた人がなまら面白いですｗｗｗ、こちらも楽しみつつご覧ください）
ブエノスアイレスの女帝、Sol Ortega（ソル・オルティガ）＠Boiler Room Buenos Aires
ブエノスアイレスは東京から18,351 km
ほぼ地球の真裏にある場所から
一人の女帝DJが現れた。
彼女の名は
Sol Ortega（ソル・オルティガ）
おそらく日本のウェブサイトでは紹介がなされていないほど、アンダーグラウンドな存在だ。Resident Advisor を見ても、ブエノスアイレス出身としか記載がない。
そんな彼女の音楽を、今回は紹介していくのだ。
Sol Ortega - Boiler Room Buenos Aires DJ Set
Sol Ortega Boiler Room Buenos Aires DJ Set
冒頭から華麗なキックサウンドで魅了してくる
DJブース後ろ側にいるオーディエンスがなんとも賑やかですよね～
右側の美女集団も踊りまくりです
Solの左腕には、日本のヤクザを感じさせるタテューが刻印。刺青とはいかないものの、だいぶ気合が入っています。
また、DJブース得にCDJ周りには風除けが設置されていて、当日は風が強かった模様。
サングラスかけてるオーディエンスが多い多い。日差しも強そうだ。
31:34で流れ始めるシンセが、強い。数秒後入るキックに鼓膜が爆発するほど感動を覚えた。
画面左側の文字入りtシャツを着た男の左の人に注目。この青年はのちほどドラッグを使用している模様ｗｗｗ
1. Take out the drug - 43:49
2. Look around for cops about 30-40 secs
3. Place the drugs in your hands - 44:25
4. Act like your dancing or having a good time about 20 secs
5. Eat the drug while performing ''Itchy Nose'' trick 44:47
ほんとにやめてくださいドラッグはｗｗｗ
動画の証拠が残っちゃってますｗ
終始踊りあかす、そんなブエノスアイレスの国民性が垣間見える
素晴らしいBoiler Roomでした！
ナイスDJ, Sol Ortega!!
片瀬那奈がBoiler RoomのMCを担当！！片瀬とKenji Takimi が共演@Boiler Room Tokyo
国民朝の顔、片瀬那奈！
なんとBoiler Roomに見事出演しているのです！
しかもMCとしてのご登場
テクノファンとしては嬉しい限りです。
友人の沢尻エリカ様は美貌と演技力でファンを増やしていき
今は見事ムショにぶち込まれてしまいました。
MDMAの使用が発覚してしまったということで
いち早い復帰と
テクノシーンへの再来を強く期待します。
さあ、そのMC動画はこちらです
Kenji Takimi Boiler Room Tokyo
Kenji Takimi Boiler Room Tokyo !!!
セット自体はテクノというより優しいハウス。心が温まる、少し刺激もあるハウスですよね。CDJだけでなく、持ち込みのレコードを披露し、あたたかなサウンドを届けています。
Kenii Takimi
について詳しくはこちらをご参照ください
それではじっくりとお楽しみください～
リカルド・ヴィラロボス@Outline95（途中霧吹き事故が発生します）
テクノは世界を動かし、ハウスは世界を躍らせる
彼はこの言葉にぴったりの、世界で唯一のDJです。
今日、私たちはミニマルテクノ、ハウスキングをこの場に召喚します！
その名も...？？？？
Ricardo Villalobos！！！！
なんて読むんだと思った方も多いでしょうｗｗｗ
Techno Tengokuでは
「リカルド・ヴィラロボス」と呼んでいます。
テクノの世界では、彼の名前を知らない人はいないでしょう！それぐらい大人気なDJです。曲は一流、うねるようなミニマルミュージックを展開します！彼のDJプレイも圧巻、是非彼のDJプレイを見てくださいね！
リカルド・ヴィラロボスのバイオグラフィー！
チリで生まれた彼は、チリのクーデターにより3歳頃にドイツに亡命しました。彼は両親から音楽面で大きな影響を受けて、特にViola Para音楽に興味がありました。
彼はギターやコンゴなどの楽器を練習し、バンドを結成していたんです。
彼は15歳でデペッシュモードを聴き、電子音楽が大好きに。
Depeche Mode - Enjoy The Silence (Official Video)
この頃、彼はプレイハウスのメンバーに会いました。彼は1993年に彼が関わったレーベルPlacid Flavorで作品をリリースしました。
リカルドは1995年にプレイハウスで作品をリリースしてしばらくの間同じレーベルで活動してきましたが、1990年代後半に本格的にDJとして働き始めたそうです。彼はFrisbee TracksとLo-Fi Stereoに取り組んでおり、1999年にPerlonで働き始めます。
彼の音楽性は2000年代初期にクリック・ハウスまたはマイクロ・ハウスと呼ばれましたが、彼自身によると
「ハウスがそれらすべてのジャンルとテクノの中核である」
なるほど、ハウスは何かテクノとほかを繋ぐハブのようなジャンルと捉えているのかもしれませんね！
それでは彼の、貴重なライブ映像をご覧ください
Ricardo Villalobos @Outline'15
Ricardo Villalobos @ Outline'15
観客は、アグレッシブなキックと繊細なメロディーによって、プレイ中うなりにうなります。途中、ロシアの女帝ニーナ・クラヴィッズがリカードとハグします。このビデオはなんとレアなのでしょうｗｗｗ
24秒あたりに注目
リカルドに霧を吹きかけてる人ｗｗｗｗｗ
何してるんですかｗｗｗｗｗ
CDJが故障するのでやめてくださいｗ
ただ、そんなときも彼は優しいですよね
そこがこの動画の面白いところです。
DJはオーディエンスと一体に
これをもっと広めていきたいですよね！
彼はDJセットのライブを続けています。
以下にリンクをいくつか載せておきますので、どうぞご覧ください。
all written by Techno Tengoku
